セルフヘルプ・アクションサポート・ネットワーク

国際社会

NPOでお受けする相談は、主に親御さんからのものが多いです。
「息子に万引くせがあって、なおらない、もうすぐ成人になってしまう、どうしたらいいですか?」、「中学3年生の娘がイジメでひきこもりになった。学校はとりあってくれない、高校進学をひかえ娘の将来が心配でならない。」「小学4年生の娘が発達障害と診断されました。娘の教育に自信がありません。」などと深刻なものがあります。

他に、ご本人さんから「薬物をなかなか止められない、いろいろと団体やグループを渡り歩いたが・・・」や、「78歳の女性から、刑務所で刑をつとめたが帰る家がない。」といったものがあります。
最近では、「国際結婚をした娘が病気で亡くなった。日本で子ども達を育てるという約束だったのに、外国人の婿が、小学生と中学生の孫達を母国に連れ去ってしまった、どうしたらいいか。」といった国際社会を身近に感じるケースまで様々です。

上のご家族には、児童相談所に付き添いました。また、司法書士と弁護士に相談しました。ハーグ条約のことはわかっていましたが、できるだけ、納得がいくまで、ご相談にのり、付き添いました。また、その外国の友人にまで範囲を広げて、消息をたどるお手伝いをしました。
 

悩んで混乱している方々の、問題解決まで道筋をつけたり、相談機関や行政まで付き添って行ったり、病院ではできない心のケアや精神的なサポート支援をすること、それだけでなく、地球の裏側まで、情報の手を伸ばしています。

 

  

2011.09.16(金曜日)   カテゴリー イベント情報 | コメントはありません »